今回は姉妹愛のお話です。
Tさん 79歳 女性 子宮がん・肝臓転移(ステージ4)
Tさんは、5年間に子宮がんの診断で
子宮広汎全摘出術注)を行いました、。
注)子宮、両側付属器を切除し、所属リンパ節廓清
その後、抗がん剤治療のため
35回の入退院を繰り返しました。
今年の6月に、肝臓に転移が見つかり、病院では
「もう使える抗がん剤がありません。
今後はホスピスを紹介します。」
と緩和ケアを紹介されました。
Tさんの姉のKさん、81歳
学校の先生だった彼女は、退職するまで校長先生を勤められ
今でも教育に携わっていらっしゃいます。
後輩の校長先生からマインドパワーの話を聞き
「妹を助けたい。」
と今年の1月にパワーを手にしました。
Kさんがパワーのことを伝えても
「そんなんで良くなれば病院はいらん」
と突っぱねていた妹のTさん。
けれど、緩和ケアを紹介されたことをきっかけに
自分からパワーの施療所に行ってみたいと言い出しました。
地元のパワーの施療所に週1回通う中で
最初はほとんど自宅で寝たきりの状態だったのが
徐々に体力を回復していきました。
初めての施療で腰の痛みがすっかり取れ、腰が伸びたときは
紹介してくれた方と抱き合って泣かれたそうです。
1か月間施療所に通い、体の変化を実感されたTさんは
7月の終わりにマインドパワーを手にしました。
それから1週間が経ち、腰の痛みはなくなり
1か月前はほとんど自宅で寝たきりの状態から
高速2時間の距離を車の後部座席に乗って
遠出できるほどの体力がつきました。
「こんなことは手術をして以来5年ぶり。」
と心から喜ぶお二人。
今年81歳になる姉のKさんは
ご自身は何のご病気もありませんが
若くしてご主人を亡くしたKさんにとって
妹のTさんはかけがえのない存在。
Tさんの闘病中も時間を見てはTさんに付き添っていたそうです。
愛する妹を失ってしまうという不安と悲しみは
年老いたKさんにとってどれほど辛いものだったでしょう。
Tさんは、本来、明るく誰とでも付き合うことができ、
冗談が大好きで、誰からも愛される性格です。
それが闘病生活の中で、
人を寄せ付けなくなり自宅に引きこもる生活でしたが
今では、本来のTさんらしさを取り戻しました。
姉妹で掛け合い漫才のような会話を繰り広げる
お二人を私はずーっと見ていても飽きることがありません。
左:妹のTさん 右:姉のKさん
マインドパワーに出会っていなければ
この姉妹は絶望で終わっていました。
「私はずっと妹の言いなりでした。
あちこちが痛いと言えば、『痛いね~』と言って慰める。
『病気だから仕方がないでしょ』という言葉が喉まで出かかっても
その言葉を決して言うことはできませんでした。
妹が元気になっていく姿を見て心が明るくなってきました。
これまで黒とかグレーとか暗い色の服ばかり来ていたけれど
この前気づいたら、水玉の上着、花柄のズボン、
レースの靴下を履いていて
『あら、これは着替えないと恥ずかしいかしら(笑)』と
心が明るくなると着るものまで変わるんだと自分でも驚きました。」
お姉さんの愛が妹を救いました。
そしてお姉さん自身も救われました。
マインドパワーを持ったからと言って、
がんが立ちどころに消えてしまうわけではありません。
けれど、何よりこのお二人に希望が生まれました。
痛みが取れ、体が楽になって動けるようになり
心が開かれ、意識が変わってきました。
そこからが始まりではないでしょうか。
愛する家族を自分の手で癒してあげられること
今痛みがなく、病を忘れて不安がないこと
悲しみと絶望と不安から解放され
一緒に笑って、かけがえのない時間を過ごせること
そのことこそが一番大切なことだと思っています。
人間の自然治癒力は無限です。
その可能性を信じて
今この瞬間を大切に
ともに笑い、泣き、感動を味わい進んでいきたいと思います。
ふたりの女医の挑戦~マインドパワーに魅せられては
マインドパワーとは何か?
パワーの実践とは?
なぜパワーで病が改善するのか?
などについて解説しており
がん、難病、膠原病、先天性疾患、糖尿病、腎臓病
心の病、アトピー性皮膚炎など
パワーで克服した豊富な30症例が
医学的なデータ、臨床写真とともに掲載されています。
1人でも多くの方に読んでいただきたい一冊です
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