真柄俊一医師の著書がんを治すのに薬はいらない
（その中から抜粋・要約）
心の持ち方を変えてがんを治す
なかには病気になってから、どこかの時点で、
自分のがんと向き合い、心の持ち方を変える人もいます。
がんを告知されたときにひどいショックを受けるのは
ほかの人と同じでも、そのあとが違うのです。
たとえば、がんになったのは、
自分のそれまでの生き方すべてを見つめなおし、
正しい生活に変える機会を与えられたのだと
いうふうに考えを変える患者さんがいます。
そうすると、食生活から人のかかわり方にいたるまで、
がらりと変わっていしまい、
それによって治癒すると言う例があるのです。
そういうふうに、心の持ち方を百八十度変えるというのは、
実際にはなかなか難しいものです。
一時的に前向きになっても、
病状が少し悪くなるとすぐに落ち込んでしまったりします。
（以上本文より）
真柄先生は、意識を変える方法として
イメージ療法、生きがい療法、映画に感動すること
笑うこと祈ることなどをあげています。
病気を治すのは、医者ではなく患者さんご自身であり
治癒の過程では肉体の変化だけでなく
意識の変革というのが不可欠です。
多くのお医者さん達が病気を治すために
意識を変える必要性を訴えています。
物理学的、科学的にも意識や信念が細胞を変化させることが
証明される時代になりました。
けれど、この意識を変える作業というのがなかなかに大変です。
ある先輩のドクターが
「患者さんの意識を変えることで
病気をよい方向へ向かわせた経験があるし
自分も患者さんの意識を変えるように努めている。
けれども、末期がんで苦しんでいる患者さんは
意識を変えようといっても、なかなかに変えることが難しい。
もっと余力のある時点で、訪れてくれたら…。」
とお話しされているのを聞いたことがあります。
マインドパワーの治療では、まず黙って痛みを取ります。
苦痛を緩和します。
一瞬でもがんの痛みが取れた、むくみが取れた…
今、痛み苦しみの中にある人にとっては
そのことによってしか、意識は変わらないように思います。
患者さんの意識を変えさせるために
実際にその場で、肉体に変化を起こさせることができることが
マインドパワーの治療の特徴です。
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