おはようございます。
UCLA医学部教授 がん専門医 新原豊先生著
『命は「与える」と強くなる~ The life can find happiness』
医師は強くあらねばならないと私は思います。
自分自身がつねに希望を捨てないこと。
そして、どんなに辛い状況であっても患者さんの側に
寄り添う強さと、命に対するぶれない信念をもつこと。
命は長く生きると同じぐらい、「深く」生きることが大事です。
残された時間が限られた時間であっても、
その時間を深く過ごすことができれば、
人は病気であっても充実して生き、
満足して死んでいくことができるはずです。
では限られた時間を深くするものは何か。
くり返しになりますが、それが希望だと思います。
たとえ短い時間でも、
希望と喜びをもって生きることができれば、
その生と死は充実し、満ち足りたものになりうるでしょう。
(以上本文より)
マインドパワーに出会うまで、私は患者さんの可能性を勝手に判断していました。
「いつ何がおこってもおかしくない状況です。」
「余命は3か月、早くて1か月かもしれません。」
何かあった時に自分の身を守れるように、余命を宣告したこともありました。
けれどマインドパワーを手にし、自分の手で患者さんを癒せるようになり
人間には無限の可能性があること
意識のエネルギーがとても大切なことを知って
今では、どんな時も希望を持って患者さんに寄り沿いたいと思うようになりました。
マインドパワーを手にし、病と向き合う方はたとえどんな状況にあっても、
常に希望と喜びがあります。
マインドパワーによって
現代医学では治らない多くの病が改善・治癒していることと同じぐらい
或いは、それ以上に素晴らしいのは
その人の人生が輝くことにあると考えています。
大切なことは、、どれだけ生きたかではなくどのように生きたか。
かけがえのない人生にどれだけ感動を刻むことができたかです。
どんなに症例を提示しても、まだまだ
「医学的データに乏しい」
と一掃されてしまう現実。
でも相手は人間です。モルモットではありません。
医学的データを取るための検査も患者さんに苦痛を与え
その結果が患者さんの心に影響を与えるのです。
患者さんが元気になるためには、知らなくてもよいこともあると思うのです。
そして、人生の深さも充実感も決して検査では測ることができないのです。
医師として客観的な視点を持ちながらも
やはり患者さんとともに希望と感動を追いかけていきたい。
もっともっと多くの患者さんを救えるための
大きな度量とぶれない強さ
を持ちたいと心から思います。
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