翻訳家であり
アメリカの統合医療の大家として知られる
アンドルーワイル氏と親交も深い上野圭一氏著
「聖なる自然治癒力―すこやかに生き、おだやかに死ぬために」
1997年に初版されたものです。

(本文より)
すこやかな生、おだやかな死
医学の世界では最近、「クオリティ・オブ・ライフ」、
略して「QOL」ということばが使われるようになりました。
なぜいまになってQOLということばが盛んに使われだしたのか、
その理由は明白です。
なぜなら、長い間「量の医学」を旨とし、
「質」を問うことに不得意だった
現代医学が、そのことによって壁にぶつかっているからです。
検査の結果がいわゆる「正常値」からどれくらいはずれているかを
基準にして病気の診断と治療を行うのが現代医学の特色ですが、
そうしたやり方が患者の幸福に寄与していないということに
やっと気がつきはじめたといってもいいでしょう。
引き算で正しい答えをだすように、
悪いところは外科手術によって切除するというのが量の医学です。
しかし、切除したことでからだの自由がきかなくなったり、
美しさが失われたとしても、
そのマイナスを補う材料はもちあわせていません。
なぜなら、失われたのはその患者の「人生の質」だからです。
同じ手術をするのでも、
患者のQOLをじゅうぶんに考慮してするかどうかで
術後の経過、患者のその後の人生が大きく違ってくるはずです。
失われたものが量的に補えなくても、
患者自身が質的に変化することができれば、
つまりあたらしい価値観や生きがいを見つけることなどができれば、
その人の幸福は大きな損傷を受けずにすむわけです。
そして上野氏は、QOLを追及すると
QOD「クオリティ・オブ・デス」(死の質)の問題が避けられず
レベルの高いQOLは、レベルの高いQODが約束されたとき、
はじめて実現できる、と述べています。
つまりすこやかな生には、おだやかな死が含まれている
ということであり、レベルの高いQOLは患者の治癒力を高め、
医療の質全体のレベルアップにもつながる と続けています。
(以上本文より抜粋、要約)本書は17年前に出版されたもので
私はその当時医学部の学生でした。
本の中では、統合医療、エネルギー療法、自然治癒力
といった言葉がすでに出てきています。
もちろん学生のころ、医学部では一度も習ったこともなく
医者になってから10年経ち、マインドパワーに出会うまで
見向きもしなかった言葉です。
最近になってやっとQOLの指標が
医学的なエビデンスとしても認められるようになってきていますが
まだまだ検査データ、数値が絶対視されているのが現状です。
マインドパワーで様々な病気が改善へと向かっていますが
マインドパワーは
薬を使わずに痛みを取る
熱を下げる
原因不明の諸症状を緩和させる
と、間違いなくQOLも向上させます。
マインドパワーと西洋医学を併用している方も多く
手術のときに、家族や仲間が遠隔でエネルギーを送ることで
「痛みがなかった。」
「一切不安感がなかった。」
という声をよく聞きます。
薬や抗がん剤の副作用を緩和させている方もいらっしゃいます。
5メートルの高さから転落してしまった、岐阜の男性
落ちたところに岩があり、背骨を破裂骨折
救急車を待っている間だけ激痛が走りましたが
すぐに家族や仲間に遠隔でエネルギーを送ってもらい
痛みが消失、それ以降一度も
痛みどめを使うことがなかったと言われていました。
そして驚くほど早い回復を見せています。
末期がんの方であってもマインドパワーの施療を受けている方に
QOLのスコアをつけていただくと
健常人と同じほど、あるいはそれ以上のQOLを保っていることが
驚きです。
つまりがんがあっても、幸せであるということです。
佐賀にお住いのMさん、80代の女性です
2年前に胃癌、リンパ節転移と診断され、手術不可能と言われました。
以後、抗がん剤の点滴を行い、副作用のために中止
今は抗がん剤の内服を行っています。
食道にがんが浸潤し、食道が閉塞してしまわないように
姑息的に手術を勧められていました。
今年の5月からマインドパワーの集中施療を開始しました。
開始前は、食事が入らず、毎日点滴を受けに病院に通っていました。
それが今では
「パワーの施療をはじめる前は、ご飯がはいらずに
日曜日も点滴に行っていました。
ふらつきもあり、外に15分しかいれませんでした。
施療を始めたとたんに朝昼晩、三食しっかり入るようになって
ふらつきもなくなり
外で長い時間草取りができるようになりました。
もう、がんのことは忘れています。
マインドパワーに感謝しています。」
と笑顔で話される女性。
明らかにQOLが向上しています。
ご家族全員でマインドパワーを取得し
末期の乳がんとたたかっていらっしゃる女性が言われました。
「今は一切不安がありません。
私はいつももっと高まらなければと自分を責めていました。
けれど、全ては自分の中にあったんや
ありのままでいいんやと思えるようになりました。
自然をみると、自分は自然の一部だと感じます。
どれだけ生きたかではなく、どう生きたかと思うようになり
私は今この瞬間を精一杯生きています。
大切なことを気づかせてくれた、がんに感謝しています。」
QOLだけでなく、彼女の生き方の質まで変化しています。
少女のように屈託がなく、ありのままの彼女の生き方は
多くの方に勇気と感動を与えて下さっています。
マインドパワーは、
まず肉体の症状を取り除くことによってQOLを高めます。
自らの手で人を癒していくことにより
確信と自然治癒力が高まり
新しい価値観や生きがいが生まれてきます。
死生観さえ変わっていきます。
マインドパワー、今を生きるためのツールでもあり
そのことがすこやかな生、おだやかな死へ繋がっていくのです
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