Quantcast
Channel: ドクター美都の挑戦~福岡市クリニック(内科・皮膚科)女医のカルテ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 917

医療者に必要な愛、患者さんに必要な自己責任

$
0
0

「病院に行くと、聞きたくないことばかり聞かされて

不安な気持ちになりますむっ

という言葉をよく耳にします。


正直、そうだよね~と納得する部分と耳が痛い部分があり

複雑な心境にもなります。


古き良き時代には

信頼関係のもと

「先生にお任せします。」

そのような医療が行われていたのでしょう。

しかし、今は、予期せぬことがおこると

「そんなこと聞いていない!!

と家族から攻められたり、医療訴訟がおこる時代。

医師の説明義務違反を問われる事例も増えてきています。

そんな中、医師は自分の身を守るために、

起こりうる可能性をすべて説明します。

「余命は○カ月と思われます。

何かあった場合は、もっと短くなる可能性があります。」

私もかつて、余命宣告をしたことがあります。


マインドパワーに出会い、

意識はエネルギーであること

意識のエネルギーは

体をつくる60兆個の細胞すべてに影響すること

エネルギーの矛先が病気治しにどれほど大切かを知り

今であればもっと別の言い方ができたのではないか

と思い返すこともよくあります。


治療する側の思いは、見えなくてもエネルギーとなって

患者さんに伝わるのです。

自分を守るための医療ではなく

医療の根幹は愛であるべきだと思うようになりました。


しかし、患者さんにも必要なことがあります。

病は自分で治すという自覚と自己責任

西洋医学の現場では

「医者(自分)が治す」

「医者から治してもらう」

という認識がまだまだ深く、患者さんが受け身の医療では

ともすれば依存させてしまうこともあります。



「情」では病気は治せないことも知りました。

精一杯、目の前の患者さんへ愛を持って

患者さんの病気治しのお手伝いをする。

お互いが自律した関係で、ありのままに言い合う

言うべき時は、厳愛を持って伝える。

必要最小限の薬や検査で

本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す。



これからも目の前のお一人お一人と

真剣に向き合っていきますキラキラキラキラ






応援クリックお願いします↓

はげみになります!!
  

 にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
  

 にほんブログ村 健康ブログ 統合医療へ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 917

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>